ダイエットをしている人の中には、
「ゼロカロリーならいいか」
と思っている人もいるでしょう。
ただ、結論から言ってしまうと、ダイエット中はゼロカロリーの食品を選ぶべきではないのです。
この記事では、なぜゼロカロリーの食べ物がダイエットによくないのかということについて、詳しく解説していきます。
ダイエット中にゼロカロリーの食品を選ぶべきではない!理由は?
では早速、ダイエット中にゼロカロリーの食品を選ぶべきではない理由について、詳しく見ていきましょう。
人工甘味料が入っているから
まずは人工甘味料が入っているからです。
これは、多くのゼロカロリー食品に含まれている物質です。
この人工甘味料というのは、名前からもイメージできるように、甘みを出すための添加物です。
この添加物を摂取したからと言って、すぐに体に支障が出るかと言われればそういうわけではありません。
ただ、添加物であることには変わりがありませんから、ダイエットをするために添加物を摂取するのは避けるべきなのです。
ゼロカロリーではないから
ゼロカロリーと謳っている商品でも、実際はゼロカロリーではないことも多いです。
「そんな商品あるの?」
「詐欺じゃん」
と思っている人もいるでしょう。
ただ、これは商品の表記に関するルールが大きく関係しています。
具体的には、商品100グラム当たり、5キロカロリー未満のカロリー量であれば、ゼロカロリーと表記していいことになっています。
そのため、完全にゼロカロリーというわけではありませんので、こだわりを持つ必要はないのです。
人工甘味料がもたらす弊害とは?
先程、人工甘味料の解説をしました。
ただ、これは大なり小なり人体に悪影響をもたらすことがあるのです。
では、一体どのような悪影響をもたらすのか、詳しく見ていきましょう。
依存性がある
まずは依存性があるということです。
ゼロカロリーの商品というのは、基本的に甘みを強く感じられるようになっています。
そのため、定期的に摂取してしまうと、依存してしまう可能性があると言われているのです。
更に、恐ろしい話ですが、人工甘味料を頻繁に摂取していると、味覚が鈍感になってしまい、
「もっと甘みを感じたい」
という気持ちが働いてしまうようになるのです。
つまり、暴飲暴食の原因となる可能性があるということです。
脂肪を蓄積しやすい体質になる
先程も解説したように、ゼロカロリーの商品は、完全なるゼロカロリーではないことが多いです。
また、人工甘味料を頻繁に摂取していると、ホルモンバランスが乱れてしまう可能性があります。
ホルモンバランスが乱れると、脂肪を吸収しやすい体になってしまうため、太りやすく痩せにくい体質になってしまうのです。
ゼロカロリ―をダイエットに取り入れる時の注意点
とはいえ、完全にゼロカロリー食品を排除するということは難しいです。
では、ゼロカロリーをダイエットに取り入れる時の注意点とは一体何なのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
ゼロカロリーの食品だけを食べない
まずはゼロカロリーの食品だけを食べないということが大切です。
確かに、ゼロカロリーの食品は、摂取カロリーを抑えながら、人工甘味料による甘みを感じることができます。
そのため、ダイエット中のストレスを軽減することもできるのです。
ただし、ゼロカロリーの食品ばかりを食べていると、依存性が高まってしまったり、脂肪を燃焼しにくい体になってしまったりするのです。
そのため、たまにはゼロカロリーの食品を食べてもいいのですが、バランスよく取り入れていくことが大切になります。
また、ゼロカロリーの食品だけを食べていると、余計にお腹がすく可能性が高いです。
そのため、
「ゼロカロリーの食品で食欲を抑えよう」
と思っていても、逆に食欲を増加させてしまう事があるということです。
このような正しい知識を理解しておけば、ゼロカロリーの食品を上手に活用して、ダイエットに活かしていくことができるでしょう。
飲み物であればそこまで注意する必要はない
今までゼロカロリーの食品について、詳しく解説してきました。
ただ、ダイエット中におすすめできないのは、あくまでもゼロカロリーの”食品”です。
もちろん、健康に良いということではありませんが、食品よりもダイエットの弊害が起きにくいと言われています。
そのため、自分へのご褒美程度であれば、ゼロカロリーの飲み物を飲んでも問題ありません。
まとめ
ゼロカロリーと聞けば、
「カロリーが入っていないからダイエットに最適だ!」
と思ってしまうでしょう。
これ自体は何ら不自然な事ではありません。
ただ、ゼロカロリーの商品には、意外とな落とし穴も存在し、場合によってはダイエットの効果を半減させてしまう可能性があるのです。
そのため、今回紹介したことをしっかりと頭に入れて、絶対食べてはいけない、飲んではいけないとは言いませんから、上手に活用していくことが大切になるのです。
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